秘幻の味わいは、主張しすぎない穏やかな香りと、すっきりとしたキレが特徴。料理を主役のままに引き立て、食材の旨みをダイレクトに感じさせる「食中酒の哲学」を体現しています。
大吟醸は甘い洋ナシを思わせるフルーティな香りとふくよかな味わい。純米大吟醸は寒造りならではの華やかな香りと爽やかな酸味。いずれも飲む者の記憶に静かに、深く刻まれます。
| 蔵元 | 浅間酒造株式会社(群馬県長野原町) |
| 銘柄 | 秘幻(ひげん) |
| 酒米 | 兵庫県産「山田錦」100%(プレミアムライン) |
| 精米歩合 | 35%(プレミアムライン) |
| 受賞歴 | IWC 2025 GOLDメダル / 全国新酒鑑評会金賞(通算10回以上) |
| 価格帯 | ¥860〜¥11,000(税込) |
伝統と革新が交差する、標高600mの酒造り
秘幻の仕込み水は、関東随一の清流・吾妻渓谷から湧き出る極軟水。ミネラル分が少なく繊細なこの水が、秘幻ならではのなめらかな口当たりと、後味のきれいな余韻を生み出しています。
水と米と人――この地でしか生まれない酒が、秘幻です。
1月には氷点下10度以下まで冷え込む極寒の気候。この過酷な寒さが雑菌の繁殖を抑え、低温でじっくりと発酵させる「長期低温発酵」を可能にします。
山を越えて吹き下ろす上州の「からっ風」は、低湿度の環境を作り出し、引き締まった良質な「ドライな麹」を育みます。この極限の環境こそが、秘幻の澄んだ味わいの根底にあります。
群馬は全国有数の「野菜王国」。浅間酒造が目指すのは、主役である料理を邪魔せず、共に引き立て合う酒質です。
穏やかな香りとすっきりとしたキレが食材の旨みを引き出し、高原野菜の繊細な甘みや渋み、さらには濃厚な肉料理に至るまで、幅広い食卓に完璧に寄り添います。
1872年(明治5年)創業。群馬県で最も西に位置するこの酒蔵が、150年以上守り続けてきたのは地元「浅間杜氏」の誇りと技。
過去の大量生産を脱し、徹底した品質管理と手仕事による小規模高品質な酒造りへ転換。伝統を守りながら、常に最高峰を目指し続けています。
世界最大級の酒類コンペティション「IWC 2025」にて、大吟醸の部・純米大吟醸の部でダブルGOLDメダルを獲得。さらに「群馬・大吟醸トロフィー」も受賞しました。
全国新酒鑑評会金賞は通算10回以上。酒造りの最高峰における常連として、秘幻の品質は世界が認めています。
秘幻は、飲む者の記憶に静かに、深く刻まれる酒です。
浅間山麓600mの極寒と吾妻渓谷の軟水、150年の技が重なって、
この一杯は生まれました。